高校修了課程 - High School to University
若い頃に高校を中退してしまっても、高校卒業と大学進学を目指すことができます。高校を卒業するための必修科目を履修し、修了試験で合格基準を超えることにより、ワシントン州の高校卒業資格（High School Diploma）が EdCC より授与されます。
必修科目の履修 + 修了試験 = 高校卒業資格
英語力
英語力が不足する学生は、ESL （集中英語課程） からスタートとなります。
必修科目の履修
英語、数学、科学、社会科学、職業教育、保健体育、芸術などの教科において、必修科目が定められています。
必修科目のうち高校在籍中に履修済みのものは、新たに EdCC で履修する必要はありません。つまり高校の在籍期間が長ければ長い程、より短い期間で必修科目の履修を終えることが可能であり、最短2学期間（30単位 = 半年）で完了することもあります。
修了試験
必須科目を全て履修後、SAT （Scholastic Assessment Test）もしくは WASL （Washington Assessment of Student Learning）を受験して合格レベルに達することで、高校卒業資格を得ることができます。
修了後の進路
高校修了課程に在籍する学生は、カレッジレベルのクラスも一部平行して履修することもできます。またこのプログラムで高校課程を修了した学生は、次の課程へ進むことができます。
入学審査
このプログラムへの出願時に、高校を中退する前までに履修した科目とそれらの評価が審査されます。
EdCC で履修すべき必修科目を策定するため、出願の際に中学校と高等学校の両方から英文成績証明書を提出頂きます。（ワシントン州の高校は、日本の中学3年生から高校3年生までに相当します。）
英文成績証明書には、次の事柄が詳しく明記されていなければなりません。
- 学校名と学校住所
- 在籍期間
- 学期あたりの週数
- 教科目名・成績・授業時間数・履修時の学年
- 成績評価基準の説明
もしも定型の英文成績証明書に上記の記載が無い場合は、それらを別途に記した英文補足書類を出身学校にご用意頂き、英文成績証明書に添付してください。
留意点
このプログラムは、高校に通う年齢の学生を主な対象としたものではありません。EdCC はカレッジですので、ほとんどが18歳以上の学生です。